知的資産経営支援

知的資産経営支援の役割

 
知的資産経営の支援というと、知的資産経営報告書を作ることだと思われていることが多いようです。
 
では、その報告とは誰に対するものなのでしょうか。
 
それは債権者、取引先、金融機関、お客様などステークホルダーに対するものだと説明されますが、
 
そうであるなら、その内容は、相手によって変化するべきです。
 
ある経営者は、知的資産経営報告書内に、今後の取組として「報告書を持参する」と書いています。
 
目的があれば、どのようなものを作るべきかが見えてきます。
 
 『知的資産経営報告書作成のその先へ』
 
そうした思いを描いて、知的資産経営支援を展開いたします。
 
ご連絡先:yuai.jimusyo@gmail.com

                                       日本知的資産経営支援協会(準備室)事務局 下村幸喜
 
 

知的資産経営支援の役割とは

「専門家とは言え、経営をしたこともない人に企業の支援ができるのか」
 
ちょっと意地悪な経営者の方が、若い専門家に問いかけます。
 
皆さんは、どうお考えでしょうか。
 
確かに、経営者としての経験年数が豊富な方の意見はとても貴重です。
 
それに引き替え、若い専門家は頼りなさそうに見えます。
 
では人生経験の豊富な専門家なら確かなのでしょうか。
 
実はそうとも限りません。
 
組織に属していた経験や、小さな組織の経営経験がどれほどその会社の役に立つかどうかはやはり未知数と言わなければならないでしょう。
 
当事者の抱える問題が、経営の問題でも生活上の問題の場合でも「答えはその人の中にある」と私は考えます。
 
自分の会社の歴史、人材、経営状況など経営に関係するさまざまな要因をもっとも理解しているのは、経営者をおいて他にはありません。
 
従って、専門家の支援とは、経営者が抱える問題の解決策や新しい戦略の展開について、経営者が気づき、また決断するきっかけを与えるのに過ぎないと思うのです。
 
私たちは、そのきっかけを作るために、丁寧な聞き取りを行ったり、いろいろな分析を行ったりするのです。
 
そもそも経営経験豊富なベテランで成功体験のある方の意見だとしても、それはその時代の、その地域の、その業界の、その展開方法での成功の一事例であって、別の時代の別の状況の会社に当てはまるとは限らないのです。
 
逆に謙虚さの無い元経営者であれば、自分の成功を過信し、過去の成功体験に基づく考え方を押し付けてくるでしょう。
 
それはいわゆる老害といわれるものにつながりやすく、多くの失敗事例にもなっているものなのです。
 
「プロは一度の失敗を反省し、アマチュアは一度の成功を自分の実力だと勘違いする」というように常に自らを戒める気持ちの余裕が必要でしょう。
 
私たち知的資産経営支援に取り組む者は、広い視野と柔軟な思考を心がけ、多くの戦略や手法を学び、第三者として客観的な立場から、経営者の気づきをお手伝いすることがその役割だと考えます。
 
 

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2012.01.01

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